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株式会社ニッポンダイナミックシステムズにお伺いしました

2025年3月4日に、東京都世田谷区にある株式会社ニッポンダイナミックシステムズの本社にお伺いし、
取締役の石田様、
人事採用担当の渡邊様、
入社5年目の坂元様
にお話を伺いました。
この記事では、お話をお伺いした内容を、就活活動をしている学生さん向けに役立つ情報をまとめます。

なにをしている企業?

株式会社ニッポンダイナミックシステムズは、1969年創業の老舗IT企業です。
事業内容はとても広く、主に以下のような事業をされています。

SIerとして小売店の販売管理や空港・航空管制、TV局のシステムなど幅広いシステム開発を行っています。
また、自社開発によるサービスやパッケージをたくさんのお客様に
販売・提供をしており、勤怠管理システム「e-就業Oasis」は多くのお客様に使われています。
広告や気象情報、鉄道運行情報など各種情報を配信するデジタルサイネージシステムの 「ez-DynamicAD」や「ez-コンテンツ」は街の大型ビジョンや商業施設、交通機関で利用されています。

会社のアピールポイントは?

株式会社ニッポンダイナミックシステムズの強みは、まず
55年の歴史を持つ会社であること。

55年続いている会社だからこそ、
・安定した仕事を確保できている
・ソフトウェアの開発からパッケージの販売まで、1社でできる
・新しいサービス、技術に挑戦できる
・やりたいと思えば、やりたいことができる環境

といった特徴があります。
会社が50年以上続くことは、とても難しいと仰っていました。

入社までにやっておいた方が良いこと

一番大事なことは卒業すること。卒業しないと次の就職はないからです。

また、学生時代にやっておくといいと思うことは、時間に余裕がある学生のうちにやりたいことをやっておく。好きなことに没頭できる時間が確保しやすいからです。
余裕があれば、資格取得の勉強をしておく。取得までできればなお良しですが、まずは参考書などを読んでおくと新人研修で役立ちます。

どんな人材を募集してる?必要な資格は?

・IT技術に興味関心があり、IT技術でお客様に(社会に)貢献したいと思っている人
・プロのエンジニアを目指すにあたって、自分磨き(スキルアップ)ができる人
・単なるコミュニケーション力ではなく、相手の意図を聴く力、正しく伝える力を持っている人

プロのエンジニアとして出来ることを見える化するツールの一つが資格。
資格取得することで、何ができるのかが明確となり、お客様や会社、チームからの信頼にもつながります。
入社後のキャリアアップには資格取得は必須となるため、資格取得のための教材、受験費用、報奨金を準備しています。

面接において重要なこと。

もちろん、面接に対する姿勢、態度は重要です。
面接は「見られる・聞かれる」だけではなく「自分から聞く、会社を評価する」姿勢も大事になります。
質問の意図を間違えないように、質問内容を面接官に確認することも大事です。
面接は約1時間行われ、内45分は面接官から就活生への質問、残りの時間で就活生からの質問時間があります。

インターンについて

インターンの概要

実施期間

8月の後半の2週間(土日を除く)

勤務時間

9時30分から17時30分まで(1時間休憩)

受け入れ人数

10名前後

補助金など

通勤費全額支給
遠方からの参加者に限り、宿泊費・交通費の補助金支給(ただし上限あり)

インターン期間の流れ

株式会社ニッポンダイナミックシステムズでは、デジタルサイネージや勤怠管理システムなど、自社製品を題材にし実務を体験します。
2週間行われ、大まかに以下の順番で企画から制作まで行います。

1週目
企画提案・実践を学ぶ

企画提案のコツを学び、実践する力を養うところからはじまります。
企画書の作成など、実務で行うようなことを実施します。

2週目
実際に制作をする

1週目で企画したものをもとに、チームで実際にモノづくりを体験します。
進捗管理や報告連絡相談なども体験します。

インターンシップ10日間では、毎日2-3人が朝礼で3分スピーチを実施します。
インターン生や社員からアドバイスをもらうことを繰り返すことで、
ビジネスに必要な話し方の癖や表情、立ち居振る舞いなどのスキルを身に着ける機会としています。


選考の流れについて

STEP
エントリー

まずはエントリー。

STEP
Webテストの受講

エントリーができたら、Webテストを行います。
このテストでは、どんな職種にどのくらい適正があるか、知的能力などが分かります。

STEP
1次面接

Webテストに合格したら、面接が行われます。
1次面接はオンラインで3対1で行われます。
この面接では「IT技術を学ぶエンジニアになる」ということに対して、どのくらい真剣に考えているかが重要視されます。
IT技術が当たり前の時代、それを仕組みづくりをする立場になる上で自分ができると思っていても向き・不向きがあり、自分を自分で磨いて行く必要があり、覚悟が必要な業界でもあります。
その上で「なぜこの世界に興味があるのか」などを聞きながら選考をしていくそうです。

STEP
最終面接

1次面接通過後は、いよいよ最終面接です。
最終面接は対面で社長と1対1で行います。
Webテストや1次面接などでも行った「一貫性があるかどうか」を再度よく確認します。
エントリーシートや履歴書に書いてあるアピールポイントを元に話を進めていくと、就活生の行動様式が見え、
そこから安心して迎え入れられる、と感じるそうです。
適性がないと、本人が大変なことはもちろん、会社側の教育も大変になってしまいます。結果的に退職につながってしまうこともあるので、仕事に対する適性は重要なポイントになっています。
「この業界で頑張っていくんだ」という気持ちが大切になります。

STEP
内定

入社後について

入社式翌日から研修がスタートします。
4〜6月の間で新人研修が行われます。

社会人としての基礎を学ぶ

社会人としての考え方・行動を学ぶための座学
アルゴリズムやデータベース、ネットワークなどITの基礎の部分を復習

プロジェクト型の研修を行う

先輩社員が講師になり、コードの書き方などを学びます。
お題に沿ったプログラムを実際に設計・コーディングしながら、改善点を教わり、スキルを高めていきます。
ここで学生の書くコードと、社会人の書くコードの違いがわかってくるそうです。

配属

各部署に配属になります。
研修はC#を使用しますが、配属先がC#を使うかは限らないので、OJTをしながら学んでいきます。
1年目を通して、研修のような物になると仰っていました。

社内イベントについて

株式会社ニッポンダイナミックシステムズでは年間を通して沢山のイベントが全社員向けに開催されています。
いくつかリストアップをすると、

・新人歓迎会
・社員総会
・ライトニングトーク
・社員旅行

などが行われています。

ライトニングトークでは仕事に関係ない、趣味などの話をしてもOKになっています。
全社員が対象のため、普段関わらない、顔を合わせない社員とも交流できる機会になります。
社員旅行は家族も対象で、より多くの人と交流を深めることができるようになっています。

若手社員さんにインタビュー!

今回、入社5年目の若手社員さんにもお話を伺うことができました。
質問した内容を、Q&A方式で掲載します。

就職活動はいつ頃からはじめ、終わりましたか?

3年生の夏から始め、4年生の4月〜5月に終わりました。

就活活動では、何社受けましたか?

いくつかの会社を「この会社いいな」と思っていたので、数はそこまで多くなく、3社です。

この会社にしようと思った理由、決めてはなんですか?

「長く安定している企業」を就活活動において重視していたので、それが大きなポイントです。
また、実際にインターンに行ってみて、社員の方やオフィスの雰囲気を感じることができたり、インターンや研修の手厚さ、丁寧さから「ここがいいな」「ここなら働ける」と思ったからです。

入社前と入社後で会社のイメージは変わりましたか?

就活活動中は最初から最後までコロナウイルスが流行る前でした。
しかし、入社後1週間の研修期間で緊急事態宣言が出てしまい、出社できない状態になってしまいました。
そこからリモートでの研修になったので、学生時代に想像していた社会人生活とは異なるものになっていました。
リモートワークに関しては考えたことがなかったですが、リモートワークをやってみると、切り替えこそ大変なものの通勤時間がない分のメリットがある分、社員同士の交流が減ったりするデメリットもありました。
しかし、それらのバランスを取れば時代の変化はそれはそれで良いものだと思いました。

役職はつきましたか?

役職はついていませんが、自己申告の段階は順当に上がっています。
例えば、最初の頃は最初は保守や設計書を直したりすることをしていましたが、最近はお客さんと会議に出たり、お客さんの要望を聞きながら設計書を作ることも増えてきました。

最後に

今回、お忙しい中インタビューに協力してくださった石田様、渡邊様、坂元様、ありがとうございました。
この記事を見た就活生のみなさんの力になれたら幸いです。

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